親の一人暮らしが心配で、ふと「見守りサービスを入れた方がいいかな」と思ったことはありませんか。
MANOMAとセコムを調べてみると、どちらも「見守り」というワードが出てきて、どう違うのか分かりにくいですよね。
結論からお伝えすると、MANOMAとセコムは、どちらが優れているという話ではなく、不安の種類で選ぶサービスです。
日常の様子やリズムをゆるやかに確認したいならMANOMA、急病・火災・防犯など「もしもの時に助けを呼べるか」が心配ならセコムが向いています。
私自身も、母の介護を経験するなかで、「離れていても様子が見えること」と「いざというとき助けにつながる仕組みがあること」は、まったく別のことだと気づきました。
その視点から、この記事を書いています。
どちらかを一方的におすすめする記事ではありません。
ご家族の状況に合わせて、比較してみてください。
この記事でわかること
- MANOMAとセコムの役割の違い
- どんな家庭にどちらが向いているか
- 目的別の比較(表)
- 介護経験者目線で感じたこと
- 迷ったときの選び方のヒント
1.MANOMAとセコムは「何を見守りたいか」で選ぶ
同じ「見守りサービス」という言葉が使われていますが、MANOMAとセコムはカバーしている領域がそれぞれ違います。
どちらが優れているという話ではなく、家族が「何を心配しているか」によって向き・不向きが変わります。
1.1.MANOMAは日常の様子を確認する「見える安心」
MANOMAは、ソニーが提供するスマートホームサービスです。
カメラやセンサーを使って、親が「いつもどおり生活しているか」をスマートフォンから確認できます。
「今日、ちゃんと起きているかな」「夜になっても照明がついていないけど大丈夫かな」
そうした日常のリズムや変化に気づくことができます。
「毎日電話するのは気が引けるけれど、ちゃんと生活できているか知りたい」というニーズに合っています。
1.2.セコムは防犯・救急通報・駆けつけまで含めた「もしもの備え」
セコムは防犯・防災・緊急対応を専門とするホームセキュリティサービスです。
火災・侵入を検知する設備、緊急時に通報する仕組み、異常があればセコムが現場に駆けつける体制など、「万が一の時に家族の代わりに助けにつながる仕組み」を整えることができます。
「急病や転倒があっても自分はすぐ行けない」「防犯面が心配」という場合は、セコムのようなホームセキュリティ型のサービスも比較してみると安心です。
2.MANOMAが向いている家庭
親がまだ比較的元気で、「日常の様子をゆるやかに確認したい」という段階では、MANOMAのような見守りカメラが合っていることが多いです。
2.1.親の生活リズムをゆるやかに知りたい
「毎朝起きているか」「食事は摂れているか」
電話でいちいち確認するのは、親にも子にも少し負担になります。
カメラやセンサーがあれば、スマートフォンから日常の動きを確認でき「今日はいつもと様子が違う」と気づくきっかけになります。
2.2.カメラへの抵抗感が少ない場合に向いている
ただし、カメラの設置には親本人の納得が大切です。
「監視されているみたい」と感じてしまう場合には向かないこともあります。
「見守ってほしい」と本人が思っているか
どの程度の見守りを家族で想定しているかを話し合ってから検討するのがおすすめです。
2.3.防犯・ホームセキュリティまではまだ考えていない段階に向いている
急病や防犯よりも「日常のリズムの変化に早く気づきたい」「遠くにいても様子が見える安心がほしい」というニーズには、MANOMAのようなスマートホーム型の見守りが向いています。
なお、MANOMAにはセコムの駆けつけサービスをオプションで追加できる場合があります。
日常の見守りをベースにしながら、緊急時の備えを加えるという選択肢もあります。(詳細は公式サイトでご確認ください)
MANOMAの詳しいサービス内容や実際の使い勝手については、こちらの記事でまとめています。
→ MANOMAの口コミ・評判はどう?親の見守りに必要か正直レビュー
3.セコムが向いている家庭
日常の様子を確認するだけでなく、「急病や転倒の時に誰かが助けに来てくれるのか」「火事や空き巣のリスクはどうなのか」という不安が大きい場合は、セコムのようなホームセキュリティ型のサービスを早めに比較しておくと安心です。
3.1.急病や転倒時に、自分がすぐ駆けつけられない
遠方に住んでいる、仕事があってすぐには動けない
そんな場合、親が部屋で倒れても気づくまでに時間がかかることがあります。
セコムは異常を検知した場合に駆けつけるサービスが含まれており、家族がすぐに行けない状況でも対応できる体制があります。
3.2.火災・防犯・夜間の「もしも」が不安
一人暮らしの高齢者の場合、火のもとの管理や夜間の転倒など、家族だけでは防ぎきれないリスクもあります。
「カメラで様子を見るだけでは間に合わない」
「何かあったときに誰かに来てほしい」という場合は、防犯・防災・救急通報まで含めたセコムのサービスが向いています。
3.3.見守るだけでなく、通報・駆けつけまで備えたい
見守りカメラは家族が異変に「気づく」ための道具です。
気づいてから駆けつけるまでに時間がかかる場合は
通報・駆けつけの仕組みも合わせて検討しておくとより安心です。
4.料金だけでなく「何に安心したいか」で比較する
見守りサービスを検討するとき、月額料金はやはり気になりますよね。
ただし、MANOMAとセコムは役割が異なるため、金額だけを単純に比べても判断しにくいです。
まずは料金の目安を確認しながら、何に安心したいかで選んでみてください。
| 項目 | MANOMA | セコム |
|---|---|---|
| 月額料金の目安 | 月額2,178円〜 | 月額5,610円〜 |
| 初期費用 | 2,750円〜 | 工事料50,820円+ 保証金20,000円 |
| 駆けつけ | 別途申し込み (1回5,500円/30分) |
プランに含まれる |
| 向いている人 | 日常の様子を 見守りたい人 |
防犯・救急・ 駆けつけまで備えたい人 |
※料金は公式情報をもとにした目安です。プラン内容・設置機器・オプション・キャンペーン等により変わる場合があります。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
大切なのは、「安い・高い」ではなく「自分が備えたい不安に合っているか」で判断すること。
料金を確認するときも、そのサービスで何に安心できるかを基準にすると選びやすくなります。
5.目的別に比較|MANOMAとセコムはどっちが合う?
ここまでの内容を、目的別にまとめました。
どちらが正解ではなく、家族が「何に安心したいか」によって変わります。
| 目的・不安の種類 | MANOMA | セコム |
|---|---|---|
| 日常の様子・生活リズムを確認したい | ◎ | △ |
| カメラ・センサーで変化に気づきたい | ◎ | △ |
| 急病・転倒時の緊急通報・救急対応 | オプションで可 | ◎ |
| 異常時の駆けつけサービス | オプションで対応可 | ◎ |
| 火災・煙の感知 | △ | ◎ |
| 防犯・侵入検知 | △ | ◎ |
| スマートフォンから遠隔確認 | ◎ | プランにより確認 |
※◎・△はサービスの優劣ではなく、この記事で扱う目的との相性を示したものです。
※表の内容は公式情報をもとにした概要です。最新のプラン・対応状況は各公式サイトでご確認ください。
※MANOMAはオプションでセコムの駆けつけサービスを追加できる場合があります。

6.介護経験者として感じること
母の介護を経験するなかで、じわじわと気づいたことがあります。
「離れていても様子が見えること」と「いざという時に助けにつながること」は、似ているようで、まったく別のことです。
カメラを通じて「今日も元気そう」と確認できても、夜中に転んで動けなくなっていたとしたら
気づいても、駆けつけるまでに時間がかかります。
逆に、防犯・駆けつけの仕組みは整えても「今日もちゃんと生活できているかな」という日常の安心は、また別のものです。
見守りとは、日常の安心と、緊急時の備えの、両方が合わさって初めて整うものだと感じています。
もちろん、どちらも全部が必要というわけではありません。
親の状態、家族との距離、どんな不安が大きいかによって、必要なものは違います。
大切なのは、「自分たちの不安の種類は何か」を家族で整理してから選ぶことだと思っています。
介護が本格化する前に、選択肢を知っておくだけでも、気持ちの余裕が変わります。
7.まとめ:親の不安に合わせて見守りサービスを選ぼう
MANOMAとセコムは、どちらが優れているという話ではありません。
不安の種類で選ぶ—それがこの記事を通じてお伝えしたかったことです。
この記事のまとめ
- 日常の様子・生活リズムを確認したい → MANOMA
- 急病・火災・防犯・駆けつけまで備えたい → セコム
- どちらの不安も大きい → まずは両方の内容を比べてみる
- 正解はひとつではなく、親の状態と家族の状況で変わる
- 介護が本格化する前に、選択肢を知っておくと安心
MANOMAの詳しい口コミや実際のサービス内容が気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→ MANOMAの口コミ・評判はどう?親の見守りに必要か正直レビュー
「急病・防犯・駆けつけまで備えたい」という方はセコムの公式サイトでサービス内容を確認してみてください。
今すぐ申し込みを決めなくても、どこまで対応できるのかを知っておくだけで、いざという時の判断がしやすくなります。
防犯・救急・駆けつけまで含めて備えたい方は、公式サイトで内容を比べてみてください。

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