今日で母の皮膚科通院が終わりました。5月中旬から約4ヶ月。最初は2週間おき、そのうち3週間おきになり、ついにゴールです🌸

「やっと終わった〜!」とホッとしたのですが、帰り際にはちょっぴり切ない気持ちもありました。
最近の母は少しずつ他人行儀になってきて、今日もなんだかよそよそしい様子。
話しかければ笑顔で答えてくれるけれど、自分から話しかけてくれることは少なく、会話のキャッチボールができなくなってきているように感じました。
別れ際もあっけなく「じゃあね」と靴を履き替えてホームに戻ってしまい、「もう少し別れを惜しんでくれてもいいのに」と思わず笑ってしまいました。
もし悲しそうな顔をされたら、それはそれで辛いんですけどね…ほんと複雑な乙女心です。👧♥️
帰りの車🚗では、母が目を閉じているので寝ているのかと思いきや、小さな声で口をパクパク。
そう、“宇宙と交信”していました(笑)
最後までマイペースな母にクスッとさせられました。

この4ヶ月の通院は本当に大変でした💦
事前予約ができない病院だったので、毎回8時に姉と家を出発。
姉はそのまま病院の受付へ、私は施設に母を迎えに行くのですが、早く着きすぎてしまうこともしばしば。
そんなときは車で30分ほど待機しながら本を読むのが習慣になっていました📖
姉からはLINEで「今日は5人目よ」「15人目だから遅めに来て」など実況中継。📱
ところが「あと2人だから早く!」と急に連絡が来ることもあって、慌てて母を連れて行くこともありました。
待ち時間が長いと母が「もう帰らなきゃ」と外に出ようとするので、そのたびにハラハラ…。
でも姉と二人で対応できたことがとても心強かったです。
姉は本当に協力的で、毎回8時ジャストに我が家へ来てくれました。
あるときは孫の世話を頼まれても「母の通院があるから」と断ってくれていて、母を優先してくれたことがとても嬉しかったし、頼もしく感じました。
おかげで姉妹の絆も少し強くなった気がします。
そして通院のもう一つの楽しみは“ごほうびおやつ”。
今日は冷やしておいた桃を持参して車の中で食べてもらいました🍑
普段はコンビニスイーツを買ったりして、母と一緒に小さな楽しみを積み重ねてきました。

大変だったけれど、姉と協力したからこそ乗り越えられた通院でした。
振り返ると、介護の通院は一人で抱え込まないことが大切だと感じます。
誰かと協力できれば、待ち時間の工夫も気持ちの負担もずいぶん軽くなります。
それに私は、通院のたびに「今日はどんなおやつを持っていこう?」
「母はどんなものを喜んでくれるかな?」と考えることも、小さな楽しみでした。🍑🍰
大変さの中にも、こうした“ちょっとした楽しみ”を見つけることで、気持ちも少し軽くなるんだと思います。
これから同じように通院に悩む方へ──
「一人で頑張りすぎなくてもいいんだよ。ちょっと楽しみを見つけながらで大丈夫」って、今日の経験から伝えたいです。
これからは“通院”ではなく“面会”で母に会いに行きます。
介護は続くけれど、ひとつの通院が終わった今日は、私にとって小さな節目。
ホッとした気持ちと少しの寂しさを抱えながらも、これからも母と過ごす時間を大切にしていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。☘️
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