【体験談】ケアマネジャーは合う・合わないがある|私が学んだ選び方のヒント

ヒント
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ケアマネジャー(ケアマネ)の選び方に悩んでいませんか?
ケアマネさんは介護生活を支えるなかでとても大きな存在です。
でも「合う・合わない」があるのも事実。

私自身、最初のケアマネさんとは相性が合わず、不安やストレスを抱える日々が続きました。
ところが新しいケアマネさんに出会ったことで、介護生活は大きく変わりました。

この記事では、私の体験をもとに「ケアマネさんとの相性の大切さ」と「信頼できるケアマネさんの特徴」、そして安心できる事業所を選ぶポイントをお伝えします。

🌱 はじめに

私が最初に出会ったケアマネジャーさんは、どうしても相性が合いませんでした。
デイサービスを勧められても母は拒否ばかりで、事業所長さんの対応もどこか威圧的…。
不安とストレスを抱えながら過ごす日々が続きました。

ところが1年後、担当が替わり新しいケアマネさんに出会ってから、介護生活は大きく変わりました。
母がデイサービスに通えるようになり、私自身も安心して相談できるようになったのです。

👉 この記事で伝えたいこと

  • ケアマネさんには「合う・合わない」がある
  • 変更をためらわず相談しても良い
  • 信頼できるケアマネさんに出会えると介護生活は必ず楽になる

👩‍🦳 最初のケアマネさんとの出会い

介護認定を受けた後、地域包括支援センター長の紹介で小さな事業所を紹介されました。
担当になったのは40代くらいの女性ケアマネさん。
事業所長と一緒に挨拶に来られ、母に週2回のデイサービスを利用するケアプランを立ててくれました。

しかし母は2週間ほどでデイサービスを拒否。
迎えに来た職員さんを玄関先で断ることもあり、私は困り果てていました。
ケアマネさんに相談すると、再び事業所長と一緒に来られ、その場で別のデイサービスを強引に予約。
母の気持ちを十分に聞かない姿に、私は圧倒されてしまいました。

👉 学びポイント

  • ケアマネさんは「本人の気持ちを尊重する姿勢」が大切
  • 強引な対応は不信感につながる

😨 事業所長の威圧感と契約継続のための圧力

母が介護サービスを使わない状態が続くと、事業所長から電話がありました。
「このままでは契約を継続できません。玄関に介護用の手すりを設置すれば継続できます」と強く勧められ、恐怖心から断れず承諾してしまいました。

その後はケアマネさんが月1回、計画書を届けるだけ。
不在ならポストに投函されるだけで、母の様子や今後についての話はありませんでした。

👉 学びポイント

  • 契約継続を理由に介護サービスを強引に勧められる場合は注意が必要
  • 不信感を覚えたら「事業所を変える選択」も大切

🌸 新しいケアマネさんの登場

やがて最初のケアマネさんが休職となり、同じ事業所の新しいケアマネさんが担当に。
最初の挨拶から印象はまったく違いました。

とても愛想が良く、母とは世間話で和ませ、私の話も最後まで遮らずに聞いてくださる。
「これまで大変でしたね」と寄り添う言葉をかけてもらい、心がふっと軽くなりました。

👉 学びポイント

  • 「最後まで話を聞いてくれる」姿勢は信頼につながる
  • ケアマネさんの人柄は安心感に直結する

🚌 母がデイサービスに通えるようになった

数日後、新しいケアマネさんから「お母様に合うデイサービスがあるので体験しませんか」と連絡をいただきました。
正直「どうせまた拒否するだろう」と思っていましたが、ケアマネさんが母に上手に話してくださり、驚くほどすんなり体験へ。
そこから母は自然に通えるようになりました。

さらに母が私に言われると反発しやすいことを事前に施設へ伝えてくれたため、迎えの職員さんが上手に母を誘導。
私は母を説得する必要がなくなり、本当に気が楽になりました。

👉 学びポイント

  • 本人に合うサービスを探してくれるかどうかが大事
  • 施設との連携を工夫してくれるケアマネさんは信頼できる

👉 詳しい体験談はこちらで書いています。
母がデイサービスを拒否していたのに通えるようになった理由


💌 介護者である私への気遣い

印象的だったのは、私がストレスで“プチ家出”をしたときのことです。
母に対する不満を話すとケアマネさんは最後まで耳を傾け、
「お母様のことも大事ですが、娘さんが限界に来ているようで心配です」
と声をかけてくれました。

母だけでなく、介護者である私を気にかけてくれる──その一言に、どれだけ救われたか分かりません。

👉 学びポイント

  • 良いケアマネさんは「家族の限界」にも気づいてくれる
  • 介護者を支えてくれる存在は本当に心強い

👉 私が“プチ家出”したときの話は詳しくはこちらに書いています。
介護ストレスで私が経験したプチ家出の話


📋 計画書訪問の丁寧さ

月1回の訪問も、母がデイサービスに行っている間に私と話し、帰宅後には母とも世間話。
以前のケアマネさんが「書類だけ」だったのとは大きな違いでした。

また、母の糖尿病が悪化したときも、すぐに食事サービスを確認し、宅配弁当を提案してくださるなど、生活全体を支えてくださいました。

👉 学びポイント

  • 書類業務だけでなく「生活全体」を気にかけてくれるかがポイント

✅ 私が感じた「良いケアマネさん」の特徴

  • 家族や本人の話を最後まで聞いてくれる
  • 本人に合うサービスを探してくれる
  • サービス事業所と小まめに連絡を取り橋渡しをしてくれる
  • 定期的に連絡や訪問をしてくれる
  • 介護者である家族にも気を配ってくれる

👉 まとめると、「聞く力」「調整力」「気配り」 が大切だと感じました。


🏠 施設入所のときの心強い支え

在宅介護に限界を感じ始め、思い切って施設入所を相談したときもケアマネさんは快く受け止めてくださいました。
パンフレットを届け、仲介業者を紹介し、最終見学や入所当日も支えてくれました。

👉 学びポイント

  • 良いケアマネさんは「施設入所までの道のり」にも伴走してくれる

👵 グループホームへの引き継ぎ

母がグループホームへ転居するときも、ケアプランを直接届けて引き継ぎ。
「引っ越しの日には会いに行きます」と言ってくれたことだけでも心が温かくなりました。

👉 学びポイント

  • 引き継ぎ時もきちんとサポートしてくれることは安心材料になる

📞 ケアマネ事業所選びのポイント:特定事業所加算

ケアマネさんの事業所を選ぶときには「特定事業所加算」を取得しているかどうかも安心材料の一つです。

この加算を取っている事業所は人数が多く、24時間連絡できる体制が整っていることが多いといわれています。
夜間や休日も連絡が取れ、対応してくれるのは介護者にとって大きな安心です。
特定事業所加算を取得している事業所は役所(介護保険課など)で尋ねれば教えてもらえます。

👉 学びポイント

  • 事業所選びでは「体制面の安心」もチェック

🌟 まとめ|ケアマネさんは変えても大丈夫

ケアマネさんは介護者にとって家族以外で唯一頼れる存在。
だからこそ「合う・合わない」があるのは当然です。

私自身は変更できることも知らずにつらい思いをしましたが、新しいケアマネさんとの出会いで介護生活が大きく変わりました。

👉 アドバイス

  • ケアマネさんは変更できる
  • 信頼できるケアマネさんに出会えれば介護生活は必ず変わる
  • 一人で抱え込まず「合わない」と思ったら相談して大丈夫

どうか悩んでいる方へ──
「ケアマネさんは変えることができます。
合わないと感じたら無理せず相談してみてください。
きっと、より安心できる道が開けます。」

この記事がお役に立てると幸いです。🌸

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