半年に一度のケアプラン見直しの面談がありました。
母を皮膚科に連れて行った帰りに、姉と一緒にケアマネさんと面談。
2月に立てたプランを見直し、母の最近の様子や体調について色々なお話を伺いました。
🌱 面談の日
土曜日、母を皮膚科に連れて行き、ホームに送り届けたあと、そのままケアマネさんとの面談がありました。
今回は姉も同席。前回は私ひとりで臨んだので、一緒に聞いてもらえて心強かったのと姉にも母の現状を知ってもらう良い機会だったと思います。
👩⚕️ 帰宅願望のこと
母の体調や食事、薬のことなどを一通り伺ったあと、気になったのは「夕方になると帰宅願望が出る」こと。
玄関先で「兄さんが迎えに来るから待つ」と言って動かない日もあるそうです。
その話を聞くと、少し切なくなります…。
でも職員さんが「みんなでレクをしましょう」と声をかけると、気持ちを切り替えてリビングで楽しむ日もあるそうです。
──母よ、柔軟なのか頑固なのか、どっちなんだい!?(笑)。💪🌈
👉 母の“居場所探し”については、こちらの記事で書いています。
▶ 詳しくはこちらの記事へ
👉 施設選びで悩んだ当時の思いは、こちらの記事にまとめています。
▶ 詳しくはこちらの記事へ
😊 笑い上戸の母と、長谷川先生の言葉
職員さんから「お母様は笑い上戸ですね」とよく言われます。
確かに、母は一度笑い出すと止まらないタイプ。
その話を聞くと、ふと思い出すのが、認知症専門医・長谷川嘉哉先生のお話です。
「人は認知症になると、だんだんと素の性格に戻っていく」
まさに母はそうなのかもしれません。
昔からポジティブ思考で、太陽のように明るい人でした。
それが被害妄想が強かった時期は、すぐに怒って眉間にシワを寄せて“別人”のようになってしまい、私は受け入れられず苦しい日々が続きました。
でも今は、またあの「笑顔の母」に戻ってきてくれた気がします。
職員さんの支えのおかげもあり、本当にありがたいなぁと胸がいっぱいになりました。
🩺 体調と暮らしのこと
足のむくみが強く、エコー検査をしてもらい現在は結果待ちです。
便秘気味で薬を処方されていますが、時には軟便になって下着が汚れてしまうこともあります。
2ヶ月ほど前に職員さんからの電話で
便がパンツにつくことが多くなったので「尿もれ吸水ショーツ」か「リハビリパンツ」を用意していただきたいです。
ここで私はどちらが良いか分からず職員さんにどちらがお勧めか聞いてみました。
すると職員さんは・・・
「お母様は布のパンツに慣れているから、尿もれ吸水パンツの方が抵抗なく履けると思いますよ。」
と勧めてくださったんです。
使い捨てで手間がかからない紙パンツより“母の気持ち”を優先して布パンツをお勧めしてくれたことが、本当にありがたくて…。感謝🍀
結果、母も抵抗なく受け入れられているようで安心しました。
🍚 ご飯100グラムって!?
そして驚いたのが食事量。
糖尿対応で毎食ご飯は100グラム。
え、100グラムって…お茶碗軽く半分くらい?
「え?それだけ?足りてるの?」とつい心の中でつぶやいてしまいました。
家で管理していたときは160グラムでも「少ないかな」と思っていたくらいなのに…。
でも、体重は安定していて体調も悪くなく、おやつもみんなと楽しんでいるそうで一安心。
母にとって「食べる楽しみ」がちゃんと残っていることにホッとしました。
🏠 母の暮らしぶり
- レクリエーションは難聴の母を職員さんがサポートしてくれるので安心。
- 居室で衣類をあちこちにしまうのが好き。
- パズルや童謡も楽しんでいて、仲良しの入居者さんの影響でよく歌っている。
- ベランダの野菜の水やりも得意げにこなしているそうです。
やっぱり母は「じっとしていられない、動いていたい人」なんだなぁと感じました。
📅 1日の流れ(ざっくり)
- 7:00 起床、整容
- 8:00 朝食、服薬確認
- 10:00 朝の会や体操
- 12:00 昼食
- 14:00 レクリエーション
- 15:00 おやつ
- 18:00 夕食
- 20:00 就寝準備
プランの大きな変更はなく、「できることは見守りながら自分で」が基本。次回は来年2月の見直しです。
🌿まとめ
半年に一度のケアプラン見直しは、母の小さな変化を知ることができる大切な機会。
そして職員さんの母への思いやりに触れるたび、私の心もあたたかくなります。
笑い上戸な母の姿は、まさに「素の母」。
その笑顔に救われながら、また次の半年を見守っていきたいと思います。
🌸 介護の日々は思うようにいかないことも多いですが、
小さな変化や笑顔に目を向けることで、少し心が軽くなる瞬間があります。
どうかみなさんも、ご自身やご家族の「今できていること」を大切にしながら、無理せず歩んでくださいね。
そしてこのお話が少しでも施設での暮らしの参考になれば嬉しいです☺️
💡共感した動画のご紹介
今回の記事を書きながら、私自身とても共感した動画があります。
YouTubeで介護の体験を発信されている maruさん の動画です。
お義母さまが入居されているグループホームで行われた夏祭りの様子や、
入所した当初の切ないお気持ちから「これで良かった」と思えるようになった心境の変化が綴られています。
私も同じような気持ちを経験してきたので、うなずきながら拝見しました。
ぜひご覧ください👇
(動画はmaruさんのYouTubeチャンネルより引用しました)
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