【笑える体験談】在宅介護で母にお願いした小さな役割とハプニング集

ヒント
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在宅介護をしていた頃、私は毎日仕事と家事に追われていました。
そんな中で「母にお願いできることはお願いしよう!」と考えたのですが──
これがまあ、予想外のハプニングを生むんです(笑)

今日はその中から、今となっては笑える3つのエピソードをご紹介します。。

🥔 じゃがいも「全部皮むき」事件

母は庭の小さな畑で育てたじゃがいもが大好きで、
「今日は何に使おうかな?」とよく言っていました。

ある日「今日の夕飯で使うから、3個だけ皮をむいておいてね」とお願いして仕事へ。

帰宅して台所を見て絶句。
収穫したじゃがいも全部がツルッツルに!

私「えっ!? 3個って言ったよね?」
母「全部って言わんかった?」

はい、出ました!おとぼけ母さん😂
この“すっとぼけ返し”には、さすがに脱力しました(笑)

それから連日のじゃがいも祭り。
肉じゃが、カレー、ポテサラ……「次は何味のじゃがいもにする?」と半笑い。

それからは皮むきは、やってもらう数だけを手渡すルールに変更しました。

母はとにかく家事が大好き。
皮むき以外にも「大根をおろす」「野菜を洗う」などを頼むと、とても嬉しそうに取り組んでくれました。
ただ、“全部やりすぎ問題”が心配だったので、私が会社から帰宅してからその日の分だけお願いする“都度チェック方式”に。

お願いの仕方ひとつで、母にとっても私にとっても安心感が違うんだなと感じました。

同じような“在宅介護でできなくなる日常”についてまとめた記事は こちらで


📜 回覧板を先に回されちゃった事件

月に一度の回覧板。
私は必ず内容を確認してから次のお宅へ回していたのですが──
いつの頃からか、なぜか回覧板が来ない。

母に聞くと「知らんよ〜」の一点張り。
でも近所の方に聞いたら「ちゃんと来てますよ」。

……はい、母が勝手にチェックして回してました🤣

母にとって回覧板は「内容を見るもの」ではなく、
「いかに素早く次のお宅に渡すか?」が最重要項目。
まるでリレーのバトンをつなぐかのように、使命感を持って回していたのです。。

ありがたいんだけど……中身を読んでないのは私だけ!
年度初めに配られた行事一覧表を頼りに、あとは近所の人に聞き込み調査するしかない状況に。

今でも「回覧板=母の瞬足仕事」という記憶が鮮明に残っています。


📦 宅配便のお釣り勘違い事件

ある日、娘の荷物が着払いで届き、母が受け取ってくれてました。
帰宅すると困り顔でこう言うのです。

母「1万円払ったんやけど、お釣りもらっとらんのよ…」

私「ええ!? そんなことある!?」

慌てて宅配業者に電話すると、「ちゃんと渡しましたよ」との返答。
でも母は「もらってない!」と主張するので、ドライバーさんが再訪。
困ったように苦笑いしながら再度お釣りを渡してくれました。

……ところがその後、母の財布の外ポケットから ひょっこり4千円登場
「あら?こんなとこに!」──はい、それがお釣りです😂

私は慌ててドライバーさんに連絡して謝罪。
「大丈夫ですよ。近くに配達に来たときに寄りますね」と言ってくれた神対応には、頭が上がりませんでした。

この件以来、娘には「着払いのときは必ず私が在宅のときに日時指定して」とお願いしました。


🌱 まとめ:役割はお願いしてみよう、ハプニング込みで!

母は「家族の役に立ちたい」といつも思ってくれていました。
だからこそ、ときどき失敗があっても、その気持ちはありがたいものでした。

在宅介護では、小さな役割をお願いすることが本人の自尊心を守り、介護者の気持ちもラクにしてくれます。
もちろん宅配便やお金関係などは注意が必要ですが、ちょっとした家事なら「ありがたい+笑い話」というおまけ付きです。

あの頃は大変でしたが──今ではどれも笑って話せる、大切な思い出になっています。

皆さんのお宅でも「助かったけど困った!」なんて出来事、ありませんか?
そんなエピソードも、振り返れば大切な宝物になるのかもしれません。

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