【施設見学記④】サービス付き高齢者向け住宅|手作り感と温かさに惹かれて

ヒント
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私が見学した施設の中には、立派なパンフレットや大規模な設備をアピールしているところもありました。
しかし今回見学したサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、手作り風の資料からは想像できなかった温かさがあり、「ここは母に合うかもしれない」と感じたのを覚えています。

今回は、母の施設を探す中で見学したサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の体験談をまとめます。
仲介業者さんに紹介された3件のうち、最終的に「ここが一番いいな」と思えた施設です。

🌱 見学のきっかけ

この施設は、仲介業者さんから紹介された3件のうちの最後に見学した場所でした。
同じ日に住宅型有料老人ホームを2件見学したあと、その足で訪問。
実はこの施設、母が最初に入所することになる思い出深い施設です。

🏠 第一印象

外観は洋風の3階建てで、見た目には老人ホームらしさを感じさせない落ち着いた雰囲気。
建物は新しくはないものの、スッキリ広々としており、エレベーターを降りると共用のリビングがありました。
ソファや自由に飲めるお茶、システムキッチンが備え付けられていて、マンションのようなオシャレな雰囲気がありました。

部屋はトイレ・洗面台付きの個室で、窓からは山々の景色が見えて眺めの良い明るい印象。
「ここなら母も落ち着けそう」と思えました。

👩‍⚕️ 職員さんの対応

出迎えてくださったのは本社から来られた部長クラスの男性。
常駐職員ではないため、デイサービスの詳細を尋ねると「Instagramに日々の様子を載せているので、ぜひご覧ください」との回答でした。

実際にガラス越しにデイサービスの様子を見学させてもらいました。
ちょうどおやつの時間で、数日前にこの施設の畑で収穫したさつまいもを使い、天ぷらやふかし芋にしたおやつを楽しんでいるところでした。
手作り風の資料からは想像できなかった光景に、良い意味で驚きました。

💰 費用や条件

  • 月額費用:約135,000円(要介護1)
  • 初期費用:なし
  • 医療対応:訪問診療あり。ホーム長さんが看護師。
  • 看取り:対応あり
  • 面会:制限はなく、前日までに連絡すれば可能(30分以内)。外出・外泊もOK(1週間前までに申請)。
  • 食事:外注(隣接の給食会社から提供)。写真で見せてもらった献立は肉料理が多くボリュームのある印象。食堂は学校の食堂のようで食器もプラスチックの味気ない器で、家庭的な雰囲気はやや薄め。
  • お風呂:一般家庭にあるユニットバス。
  • 清掃面:特に気になる点はなく、整っていた。

✅ 良かった点・気になった点

✅ 良かった点

  • 外観・共用 → マンションのようでおしゃれ
  • 居室 → トイレ付き個室で安心感がある
  • 医療・看取り → ホーム長さんが看護師で対応可能
  • 職員の雰囲気 → 明るく挨拶してくれて雰囲気が良い
  • デイサービス → 手作りおやつやゲーム、リハビリなど工夫されていた
  • 買い物 → 週に一度の移動販売車が来る(職員が管理してくれるので安心)
  • 情報発信 → Instagramで入居者さんの様子がわかりやすい
  • 立地 → 自宅から車で10分と近い

⚠ 気になった点

  • 食事 → ボリュームはあるが雰囲気に欠ける(食器がプラスチック)
  • 説明 → 常駐職員でなく本社の方が対応し、デイサービスの説明が曖昧
  • 認知症対応 → 「皆さん多少はあります」というざっくりとした回答で具体性に欠ける

✨ 今振り返って思うこと

この施設は、仲介業者さんが紹介してくれた3件の中で「一番いいな」と思った場所でした。
パンフレットは手作り感があり地味でしたが、実際に見学して初めて魅力に気づけました。
資料だけではわからないことが多い。だからこそ実際に足を運ぶ大切さ」を強く実感しました。

また、Instagramで日常の様子を発信している点や、自宅から車で10分という距離の近さも大きな安心材料でした。
このあと母が実際に入所することになりますが、そのときに感じた「説明と違った点」や「実際にわかったこと」については、また別の機会にお伝えしたいと思います。

施設探しをしている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです🌸
同じように迷っている方が「実際に見学してみよう」と思えるきっかけになれば幸いです🍀

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