🍩 【認知症介護と糖尿病】食事制限と寒天ゼリーで乗り切った母との奮闘記

ヒント
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認知症介護の中で「糖尿病の食事制限」まで加わると、日々の生活は一気にハードになります。
私の母も「入院レベルの血糖値」と診断され、突然、糖尿病外来での管理が始まりました。
この記事では、食事制限・薬の管理に追われながらも、工夫してなんとか乗り切った3ヶ月の体験をまとめています。
認知症介護と糖尿病管理を同時に抱える方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

🏥 月一の通院と、血液検査から始まった糖尿病発覚

母はもともと高血糖気味で高血圧もあり、月に一度、近所の内科に通っていました。
この頃の母は、在宅介護を続けながらも週4回のデイサービスには慣れて、比較的落ち着いていた時期でした。

とはいえ、一人での通院は難しくなっており、私が車で送り迎えしていました。
この日は金曜日、ちょうど半年に一度の血液検査の日でもありました。
無事に採血と問診を終えて、そのまま帰宅。


📞 「入院の可能性」先生からの突然の電話

なんと次の日(土曜日)の朝、私の携帯に内科の先生から電話が。

「昨日の血液検査の結果が届きました。血糖値がかなり高く、入院の可能性もあります。
紹介状を書きますので、糖尿病外来を受診してください。」

え!? 入院!?
そんなに悪かったの!?……驚きと焦りで言葉を失いました。


🍓 認知症の母に現れた糖尿病のサイン

たしかに、最近の母には気になることがたくさんありました。

  • 「喉が渇く」と、お茶や水をがぶ飲み
  • デイサービスから帰宅直後に冷たい水をゴクゴク
  • 会社から帰ると冷蔵庫のいちごジャムやあんこが激減(←明らかに母が食べた)
  • ご飯のときも「おかずが余ったから、おかわりしよっかな」と言い訳つきで毎回おかわり🍚

……はい。心当たり、ありすぎました(泣)


📝 糖尿病外来での検査と診断内容

紹介状を受け取り、翌週、会社を休んで糖尿病外来を受診。
初診+絶食+長時間待ちで、母も私もヘトヘト…。

血液検査の結果は、
空腹時血糖値:282mg/dL/HbA1c:11.4%

先生からは、

「本来なら即入院のレベルです」

と言われましたが、認知症があることから、まずは1ヶ月の食事療法で様子を見ることに。


💊 血糖降下薬の追加と介護者のプレッシャー

さらに、朝食後の血糖降下薬が追加されました。

「この薬は空腹時に飲むと低血糖になることがあります。必ず朝食後に飲ませてください」

……はい、めちゃくちゃプレッシャーです💦

それから毎朝

  • 母に朝食を食べさせて
  • 薬を飲むのを見届けて
  • それからようやく出勤!

という日課に。
会社にいても「低血糖で倒れてないかな…」と気が気じゃなく、神経がすり減る思いでした。

👉️服薬管理の工夫は、こちらの体験談でも詳しく書いています。


🍱 食事制限160gご飯&おやつ禁止の現実

食事療法の内容は…

  • ご飯は1食160g
  • おかずは薄味&低カロリー(根菜、こんにゃく中心)
  • おやつは禁止!

ムリ〜! 管理できる気がしないよ…(涙)

すぐにケアマネさんに相談すると、
「糖尿病対応のお弁当の宅配もありますよ」とアドバイスをくれました。


❄️ 冷凍ご飯作戦と、カロリーゼロ寒天ゼリーの工夫

宅配弁当は冷凍が主流。
でも母はレンジが使えないので、ひとりの時に解凍できず断念。

私がとった対策はこちら👇

  • 朝ごはんの後、お昼以外のご飯はすぐ冷凍(勝手に食べないように)
  • 母のご飯は160gずつ量って冷凍
     (私は200g、娘は200g、息子は250gでラップ分け)
  • 砂糖・ジャム・お菓子・パン類はすべて私の部屋へ避難!
  • おやつはカロリー0の寒天ゼリー(みかん味・ぶどう味・コーヒー味)
  • ジュースも撤去!
  • ご飯が少なく見えないように浅い茶碗で底上げ(←最重要ポイント!笑)

🍚 マンナンライスで糖質カット&満足感UP

でも、毎回ご飯を量って冷凍するのは本当に手間…。
後半は、母のご飯を**マンナンライス(糖質30%オフ)**に変更!

少しのおかわりもOKにして、ボリューム感を確保。
見た目は白米なのに糖質カット、しかも母も満足そうで一石三鳥✨


🍧 「なんかない?」攻撃と寒天ゼリーでの対応

デイから帰ると、冷蔵庫へ直行する母。

そのたびに寒天ゼリーを出すと、
「わぁこれおいしいね〜」と毎回初めて食べたかのような反応(笑)

……認知症の“記憶リセット機能”、こういう時はありがたいです(神〜✨)


💉 1ヶ月後の結果と入院をめぐる葛藤

1ヶ月後の再検査。
結果は……ほぼ変わらず

先生からは、

「このままもう1ヶ月様子を見ますか?
それとも、入院して治療を始めますか?」

そのとき、私の頭の中では──

👼「お母さんのために環境を変えないほうがいいよ」
😈「でも正直ちょっとだけ…自由な時間ほしいでしょ?」

天使と悪魔が言い争い(笑)

でも、無意識のうちに口から出たのは──

「もう1ヶ月…頑張ってみます」


🌟 血糖値改善と外来卒業までの道のり

さらに1ヶ月──
いつも通りのゆる〜い食事管理を続けて再受診。

なんと!血糖値が改善✨

もう少しで理想値というところまで来て、
「このまま来月まで安定すれば卒業です」とのお言葉。

そして次の検査でも安定していて、ついに…糖尿病外来卒業🎉

これからは、元のかかりつけ内科でフォローできることになりました。


🙇‍♀️ 正直な気持ち──安心とちょっとの本音

実は最初に「入院かも」と言われたとき、
心のどこかで「少し自由な時間ができるかも…」と思ってしまった私😈

でも、入院せずにすんだこと。
血糖値が下がって卒業できたことは、
あのとき想像もしてなかった“奇跡”だったと思っています。


🌸 まとめ:認知症介護と糖尿病管理を同時に抱えるあなたへ

「もうムリ!」「なにそれ聞いてないし!」って、
日々ツッコミたくなるのが、認知症介護&生活習慣病セットの“あるある”。

それでも、なんとかやっているあなたは、もう十分えらいし、すごいし、拍手ものです👏

完璧じゃなくてOK。
8割できれば上出来!(いや、6割でも全然上等です)

疲れたらちょっとサボって「ムリー!」ってつぶやいて、
自分のペースで進んでいきましょう🍵

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
少しでもあなたの肩の力がふっと抜けてくれていたら、私も嬉しいです😊

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