母、86歳の誕生日──名前を忘れても、心はつながっている

さいきんのこと
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母の誕生日に会いに行けなくても、想いはちゃんと届けたい。名前を忘れてしまっても、心はつながっている──そんな気持ちを込めて、家族写真をプレゼントすることにしました。

明日は母の86歳の誕生日です。
でも残念ながら、明日は平日なので仕事があるため面会に行けません

きっと施設では、職員さんがケーキを用意してくれることでしょう。
だから私は、今週の土曜日に、家族写真をかわいいフォトフレームに入れて持って行こうと思っています。

📸 フォトフレームは、殺風景なお部屋に少しでも温かさを届けられるように選びました。


最近の母は、また少し認知症が進んできたように感じています。
前回の面会では、ついに私の名前も出てこなくなってしまいました(涙)

でも、そんなことでめげてなんかいられません!


認知症専門医の長谷川先生もおっしゃっていました。
名前を忘れても、感情は残っている
「この人と一緒にいると安心する」「この人が好き」──
そういう気持ちは、ちゃんと残っているのだと。だから悲しまないでって。

だから私は、母の記憶から私の名前が消えてなくなっても、
”安心出来る誰か”として寄り添い続けたいと思っています。


🎁 今回プレゼントする写真は、家族でおめかしして写っているお気に入りの一枚。
確か甥っ子の結婚式で撮った写真です。
母にとっての「安心できる居場所」を、そっと届けられたら嬉しいです。


ちなみに最近の母に「いくつになった?」と聞くと、
「62歳よ」と元気に答えてくれます(笑)

私とあんまり変わらないじゃないかぁ(苦笑)
でも、まぁいっか・・・ってね。
その元気があれば、もう何歳でもいいかも…って思っています。


🌸 土曜日、笑顔で「おめでとう」を伝えに行けることが、
今の私の何よりの楽しみです。
それではまた次回プレゼントを見た母の反応や様子などお知らせしますね。

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