グループホームで暮らす母に、ちょっとした“事件”が起こったそうです。
職員さんから伺ったエピソードに、思わず笑ってしまった私──
でも、その中には「今の私だからこそ感じられること」もありました。
母が入所して半年になります。
今日は母のいるグループホームに面会に行ってきました。
帰り際、職員さんから最近の母の様子をうかがうと、こんなお話がありました。
🪟昨日のこと、母は日中から「帰る」と何度も言って、施設のあちこちにある窓を開けて回っていたそうです。
さらに、自分の衣類を枕カバーに詰め込んでいたとのことで、まるで「帰る準備」をしているかのようだったと。
そんな様子に職員さんも不安を感じ、母の行動を注意深く見守ってくださっていたとのこと。
トイレに行くときも付き添い、きちんとトイレに入るのを確認されたそうです。
ところが──
🚪なかなかトイレから出てこないことに気づいた職員さんが見に行くと、そこに母の姿はありませんでした(驚)
施錠はされているため外に出たはずはなく、職員さんたちみんなで必死に探し回ったそうです。
もう一度トイレを確認したところ、なんと母はドアと壁の隙間に身をひそめて隠れていたとのことでした。
見つかって本当によかったですが、職員さんには本当に申し訳ない気持ちになりました。
でも、思い返せば家にいたころも、デイサービスのお迎えが来るとサンルームに隠れていたことがありました。
それを思い出して、思わず笑ってしまいました😊
👋ちなみに、今日の面会では「帰る」とは一言も言わず、
私が「じゃあね、また来るね」と声をかけると、母は満面の笑顔で「うん、またね」と手を振ってくれました。
本当に、職員の皆さんには感謝しかありません。
日々のケアと見守りに、心からありがとうの気持ちでいっぱいです。
最近の私は、こういった話を聞いても、入所したばかりの頃のように心が痛んだり切なくなることは少なくなりました。
むしろ、母の姿を想像して思わず笑ってしまうくらい、たくましくなってきた気がします。
🌱これも、私なりの成長なのかもしれませんね(笑)
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